mineo、楽天モバイル、OCNモバイルONE、DTI SIM、BIGLOBE SIM、NifMo、エキサイトモバイルなどの格安SIMは、回線の混雑する時間帯で通信速度が1Mbpsを下回る場合があります。

ただ、格安SIMの通信は各社によって通信速度が異なりますので、遅く感じる格安SIMもあれば速いと感じる格安SIMもあります。

キャリアの通信速度は?

携帯電話の通信速度は「下り最大150Mbps」「上り最大50Mbps」とされています。大手キャリアの下りの実効速度はドコモがAndroid端末の場合53~91Mbps、iOSの場合49~89Mbps、auが50~103Mbps、ソフトバンクが42.5~76.6Mbpsです。

これに対して格安SIMは平均で10Mbps前後が多く、さらに下回る場合もあります。時間帯によっても変動しますが、格安SIMは大手キャリアの5分の1程しか速度が出せないということです。

ダウンロード(下り速度)とは?

サーバーからスマホにデータを読み込む速度です。Webページの閲覧や動画を見たりする場合、この値が大きければ大きいほど速く表示されます。

アップロード(上り速度)とは?

スマホからサーバーにデータを送る速度です。メール送信やフェイスブックやブログに写真をアップする場合、この値が大きければ大きいほど速く完了します。

格安SIMの速度が遅い理由

格安SIMが遅い理由は、提供している通信回線に対して利用者が多いからです。格安SIMは、ドコモ、ソフトバンク、auなど大手キャリアから通信回線の一部を借りて利用者に提供しています。この通信回線には利用料金と上限値があります。

2016年度大手キャリアの回線提供料金(10Mbps)は以下の通りです。

●ドコモ:784,887円
●au:960,541 円
●ソフトバンク:1,151,355 円

年々値下げ傾向で昨年より10%は安くなっています。他に、MVNO回線管理機能として1契約ごとに100円程度のコストがかかっています。

格安SIMにおける通信回線の上限値とは

ドコモの回線を借りた場合で試算すると10Mbpsで785,000円です。

格安SIMの標準プランが3GBの900円程度ですので、採算を取るには1000契約必要です。

900円×1000契約=900,000円

これは、10Mbpsの回線を1000人でシェアしているわけです。(1契約者あたり0.01Mbps(10Kbps)ですね。)

ただ、1000人でシェアしていても1000人が一斉に使うことはほぼないに等しいでしょう。年がら年中にスマホを1000人が利用しているとは限りませんから。

1人利用で10Mbps
2人利用で5Mbps
3人利用で3.33Mbps
4人利用で2.5Mbps
5人利用で2Mbps

という感じで10Mbpsの回線を同時に使う人数によってスピードは変化します。

この回線を道路に例えることもできます。MVNOは高速道路(高価な回線)と比べて低コストで作られているので、狭いのは当たり前で、ユーザー(自動車)が殺到すると、当然渋滞してしまいます。

格安SIMが遅くなる時間帯

格安SIMの通信速度は、常に遅いわけではなく、遅い時もあれば早い時もあります。格安SIMの利用者が多くなると遅くなってしまいます。これを例えるなら道路に自動車がたくさんあって渋滞しているような感じです。

格安SIMの回線が混雑して速度が落ちるのは主に日中で、9~18時にかけてはスマホ通信を利用する人が多いので通信速度の遅くなる傾向が見られます。また土日休みの方も多いので休日などはスマホを見る時間が長くなる傾向があるので、通信速度が落ちる傾向があります。

その他には地域別でも通信速度が変わってくることもあります。都会の方がスマホ通信をする人が多いですから通信速度が遅くなりがちです。地方の場合ユーザーも少ないので、それほど通信速度が遅くなりません。